荒木　尚志（あらき　たかし）

略歴

1983年　東京大学法学部卒業（法学士）
1985年　東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
1985年　東京大学法学部助手
1988年　東京大学法学部助教授
1990年　ハーバード・ロー・スクール客員研究員（～1991年）
1991年　ルーヴェン・カトリック大学客員教授（～1992年）
1992年　東京大学大学院法学政治学研究科 博士（法学）
2000年　ケンブリッジ大学客員フェロー（～2001年）
2001年　東京大学大学院法学政治学研究科教授
2013年　ハーバード・ロー・スクール客員研究員（～2014年）

関心分野

労働法、比較労働法、労働政策

担当授業科目

労働法、比較労働法

所属学会

日本労働法学会、国際労働法社会保障法学会、労使関係研究協会、日独労働法協会

近年の学内・研究科内の主要な役職

法曹養成専攻長

公的活動等

東京都労働委員会公益委員（2002～2013）・会長（2012～2013）、中央労働委員会公益委員・会長代理（2017～）、労働政策審議会労働条件分科会公益委員（2001～2013、2015～）・会長（2017～）、国際労働法社会保障法学会理事（2006～）・副会長（2009～2012、2018～）

主要著作

『労働時間の法的構造』（有斐閣、1991）
『The Process of Industrialization and the Role of Labour Law in Asian Countries』（共編著、Kluwer Law International, 1999）
『講座21世紀の労働法 第3巻 労働条件の決定と変更』（共編著、有斐閣、2000）
『Deregulation and Labour Law』（共編著、Kluwer Law International, 2000）
『雇用システムと労働条件変更法理』（有斐閣、2001）
『Labor and Employment Law in Japan』（Japan Institute of Labor、2002）
『Corporate Restructuring and the Role of Labour Law』（共編著、Kluwer Law International, 2003）
『Labour Law in Motion–Diversification of the Labour Force & Terms and Conditions of Employment 』（共編著、Kluwer Law International, 2004）
『諸外国の労働契約法制』（共編著、労働政策研究・研修機構、2006）
『Decentralizing Industrial Relations and the Role of Labour Unions and Employee Representatives』（共編著、Kluwer Law International, 2007）
『雇用社会の法と経済』（共編著、有斐閣、2008）
『New Developments in Employment Discrimination Law』（共編著、Kluwer Law International, 2008）
『日本労働法（増補版）』（李坤剛・牛志奎訳、北京大学出版社、2010）
『Regulation of Fixed-Term Employment Contracts: A Comparative Overview』（共編著、Kluwer Law International, 2010）
『System of Employee Representation at the Enterprise: A Comparative Study』（共編著、Wolters Kluwer, 2012）
『労働法学の展望』（共編著、有斐閣、2013）
『Multinational Human Resource Management and the Law』(共著、Edward Elgar, 2013)
『詳説労働契約法（第２版）』（共著、弘文堂、2014）
『有期雇用法制ベーシックス』（編著、有斐閣、2014）
『社会変化と法』（責任編集、岩波書店、2014）
『Protection of Employees’Personal Information and Privacy』（共編著、Wolters Kluwer, 2014）
『ケースブック労働法（第4版）』（共編著、有斐閣、2015）
『変貌する雇用・就労モデルと労働法の課題』（共編著、商事法務、2015）
『労働判例百選（第9版）』（共編、有斐閣、2016）
『雇佣体系与劳动条件变更法理』（田思路訳、上海人民出版社、2016）
『The Notion of Employer in the Era of the Fissured Workplace: Should Labour Law Responsibilities Exceed the Boundary of the Legal Entity? 』（共編著、Wolters Kluwer, 2017）
『解雇ルールと紛争解決―10カ国の国際比較』（共編著、労働政策研究・研修機構、2017）
『講座労働法の再生　第1巻　労働法の基礎理論』（共編著、日本評論社、2017）
『アメリカから見た日本法』（共著、有斐閣、2019）
『労働法（第4版）』（有斐閣、2020）