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2013サマースクールレポート その2

2013年サマースクールの感想

 

1年B組 後藤智子

 

私は、東京大学法科大学院に入学して以来、このサマースクールを楽しみにしていました。もともと、サマースクールの存在を知って、この法科大学院に興味を持っていました。私は、過去にアメリカのロースクールで3年間勉強し、卒業しています。サマースクールでまたアメリカの先生の授業を受けられるとあって、大変楽しみにしていたのです。実際に参加して、期待以上に充実した6日間でした。そう思う理由が三つあります。


 

第1に、授業内容の素晴らしさです。サマースクールのテキストには、アメリカのケースブックとほぼ同じスタイルの判例、アメリカの法律、有名教科書の一部、Law Reviewの記事、いわゆるアウトライン等、アメリカのロースクールならではの色々な素材が使われています。この素材だけでも、アメリカでロースクールの授業を受けているようでした。

 

確かに、授業の進行は日本向けにアレンジされていました。予習に読むケースは少なく、午前中の講義開始前の自習時間を本気で集中して使えば一通り予習ができます。授業では先生がケースを要約して説明してくださるので、予習で理解できなくても授業中に内容を確認することができます。先生が質問される際には回答を誘導してくださるので、とても発言しやすい雰囲気だったと思います。

 

また、サマースクールの先生方は日本法をよくご存知ですので、日本法と対比して、アメリカ法を学ぶ際のアプローチの違いを説明しながら授業をされていました。日本では他学部出身で日本法の勉強に苦労している自分にとって、先生方の説明には大きく頷けるところがあり、日本法の勉強スタイルを考える上でとても参考になりました。

 

段取りが良く大変分かりやすいので、初学者から経験者まで興味を持って学ぶことのできる、素晴らしい授業内容でした。

 

第2に、中国、韓国、シンガポールの優秀な学生が参加していたので、同じアジア人として刺激を受けました。海外の学生は、積極的に授業に参加していましたし、パーティーでも上手に場を盛り上げていました。アジアの素晴らしい学生と共に勉強をすることができて、とてもよかったと思います。

 

第3に、法科大学院の仲間と色々な話をする時間を持てたことです。正直、定期試験前のこの時期に他の教科書を持たずに6日間を過ごすことに大きな不安がありました。けれども、同じ1年生と普段話せない話をしたり、未修・既修の2年生から勉強の話を聞いたりすることができ、寧ろこの時期に参加してよかったと思います。自習室で顔を合わせながら一言も話をしたことがなかった人とサマースクールに来て話をすることができたことも、事前に全く予想していなかったことで、何よりうれしかったです。

 

 素晴らしい授業をしてくださった先生方、そしてサマースクール期間中、勉強に集中できる環境を作ってくださった事務スタッフの方々に、心より感謝申し上げます。