引用・リンクについての考え方
 
 
 このホームページを作成した当初は、まだ引用やリンクというものについてあまり深く考えていなかった。その後、何人かの人から問い合わせを受けたり、自分でも考えたりして、ある程度のガイドラインのようなものを思いついたので、ここに記しておく。但し、これ自体、暫定的なものであり、将来考え方が変わることがあるかもしれないことを断わっておく(2004年2月)。
 以下、かなりごたごたと並べたので、あるいは、やや窮屈な原則を立てていると感じる人がいるかもしれないが、そういうつもりはない。ネットの世界では、時として極度に無責任な引用がされたりすることがあるらしいので、それだけは困るが、それを別にすれば常識の範囲で考えてもらえばよいというのが基本的な考えである。いくつかの項目に分けて記したのは、その原則を多少具体化したものにすぎない(2005年10月、若干補筆)。
 
1.まず、トップページへのリンクは基本的に自由にしていただいて差し支えない。ただ、どういう人がリンクを張ったのかには多少の関心がなくもないので、できれば連絡をいただけるとありがたい(事後通知で可)。
2.トップページ以外の個々のページへのリンクは、基本的に、引用に準じるものと考えている(以下の3−6参照)。
3.引用については、私のようにほとんど商業的価値のない文章を書いている場合、「財産権」としての著作権がどうこうということはあまり大きな問題にならない。これに対し、いわば「人格権」的な側面はある程度問題になるところがある。具体的には、引用文の著者名が明示されること、また引用の中身に歪曲がないという2点が重要である。これらは当たり前のようなことだが、ネットの世界では時としてかなり安易なコピーやリンクがなされることがあるらしいので、やはり基本原則として確認しておきたい。
4.個々の文章のうち、「研究ノート」および「読書ノート」については、「未定稿」ないし「電子版ディスカッションペーパー」と位置づけられていることに注意してほしい。従って、これらの文章を引用して塩川の見解について論じるときには、それが著者によって暫定的な「未定稿」とみなされていることを意識した上で書いていただけるとありがたい。もっとも、これは良識の範囲内で対応してもらえればよいことであり、あまり窮屈な制約をはめるつもりはない。
5.引用(文字通りの直接引用のほか、要約した形での紹介も含む)をしながら議論を進める場合、引用する人の見解と引用されている側の見解の区別を明確にするということが基本的な作法だと考える。簡単にいえば、某氏が塩川の見解を引用して議論する場合、某氏の見解と塩川の見解は重なるところもあれば重ならないところもあるだろうが、そうしたズレに自覚的であることが望ましい。その自覚なしに、何となくいつの間にか某氏の見解と塩川の見解が二重写しになってしまうようなことは避けてほしい。
6.以上のような点に注意した上であれば、引用(およびリンク)は基本的に自由だが、1と同じ理由で、できれば連絡をいただけるとありがたい(事後通知で可)。なお、事前に許可を求められた場合には、以上の条件を確認した上でたいていは承諾することになるだろうが、その承諾はあくまでも「引用してもよい」という一般論にとどまり、その人の見解に関する積極的賛同とかその人の塩川解釈について「お墨付き」を与えるとかいった趣旨ではない。塩川が引用を承諾したからといって、塩川の見解と某氏の見解(塩川説についての解釈を含む)が一致すると限らないのは、5と同じ理由で当然のことだが、念のため確認しておく。
 
 
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