学術創成研究プロジェクト
平成13年度新プログラム方式による研究
ホーム

研究目的

研究の必要性

研究方法

研究組織

研究会記録

ボーダレス化時代における法システムの再構築

■研究会記録―科学技術発展と法
開催日 報告者 テーマ
2004年 6月17日 西川洋一 中世法学の人間観
2004年10月27日 神田秀樹 電子取引と法制の作り方
2004年12月15日 野城智也 建築におけるイノベーションと法令−技術専門家から見た課題
2005年 2月 9日 山崎琢矢
山口英
村瀬一郎
情報セキュリティに関する制度の法的枠組みについて

最近の情報セキュリティの研究と政策の話題
2005年 5月20日 今後の研究の進め方について
2005年 5月24日 今後の研究の進め方について
2006年 2月14日・18日 トーマス・グロース 行政法における学問と技術の知見の摂取
◆ ブレーンストーミング

【科学技術と法をめぐる問題点

ブレーンストーミング 2003年6月16日 13:00〜14:00
             参加者:西川洋一、森田宏樹、城山英明

ブレーンストーミング 2003年6月17日 14:00〜16:00
             参加者:西川洋一、神田秀樹、山本隆司、城山英明



1 科学技術の発展が、西洋法の基礎にある人間観に対して及ぼす影響
・西洋法の基本的諸概念・諸原則とその基礎にある人間観及びその展開
・自然科学、とりわけ生命科学の発展が提起する法哲学的課題の検討


2 大規模技術の法による規制
・大規模技術の発展が、法システムに対して提起する種々の問題点の整理
・技術開発プロセスの法的コントロールにかかわる諸問題の検討
・従来の責任追及や事前の内容規制という方法以外での規制のテクニック、その規制の法的正当性、公平性を担保するためのもろもろの手段の検討
 

3 専門家集団と法的規制
技術的基準等の策定の際に、(時に国境を越えた)専門家集団が果たしている役割の
現状分析
複雑化する技術の法的評価のための専門的知識の動員に関する諸問題の検討
専門家集団の活動の透明性を確保する手段の検討
専門家集団の活動の規制の諸手段、そこにおける法的規制の可能性、国家の役割


4 科学技術の進展による国際化の加速と法
情報技術の法的規制をめぐる問題状況の整理
国境が意味を持たなくなった技術的な活動を規制するための国際的スキームが備えるべき条件についての検討


5 科学的「知」からの挑戦への法的対応
伝統的な法概念や国家的規制が力を失いつつある領域において、従来の法システムが実現しようとしていた価値を維持するために、現代社会が備えるべき条件の模索
法概念、法制度、裁判、行政プロセス、法学教育と法曹養成に対して提起している課題の検討

TOP

Home