村田 優樹（むらた ゆうき）
准教授
研究分野：ロシア・ウクライナ・中東欧政治史
MURATA YukiAssociate Professor
Areas of Interest: Political History of Russia, Ukraine, and East-Central Europe
略歴
学歴
2016年 東京大学文学部卒業
2018年 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了
2025年 ウィーン大学歴史文化学部（オーストリア）博士課程修了
職歴
2018-21年 東京大学人文社会系研究科 日本学術振興会特別研究員（DC1）
2021-23年 ウィーン大学東欧史研究所 欧州研究評議会（ERC）プロジェクト研究員
プロジェクト名：Non-Territorial Autonomy as Minority Protection in Europe: An Intellectual and Political History of a Travelling Idea, 1850–2000
2025年 ウィーン大学東欧史研究所 ポーランド国民科学センター（NCN）及びオーストリア科学基金（FWF）共同出資OPUS LAP/Weaveプロジェクト研究員
プロジェクト名：Non-Ukrainians in Revolutionary Ukraine, 1917–1921
2025年 東京大学大学院法学政治学研究科 准教授
客員研究員歴
2019年 キーウ・モヒーラ・アカデミー大学歴史学科（ウクライナ）
2022年 ヘルシンキ大学アレクサンテリ研究所（フィンランド）
2023年 ライプニッツ東欧・南東欧研究所（IOS）（レーゲンスブルク、ドイツ）
2024年 北海道大学スラブ･ユーラシア研究センター
2024-2025年 ライプニッツ東欧・南東欧研究所（IOS）（レーゲンスブルク、ドイツ）
2025年 ミェロシェフスキ・センター（ワルシャワ、ポーランド）
関心分野
ロシア史、ウクライナ史、中東欧史、民族・言語問題、ナショナリズム、自治・連邦制
主要著作
『ウクライナの形成：革命期ロシアの民族と自治』東京大学出版会、2025年。
“Polychrome Memories: Russian Retrospection of Revolutionary Ukraine in Interwar Europe,” Jahrbücher für Geschichte Osteuropas, 2025 (forthcoming)
「二〇世紀初頭のウクライナ・ナショナリズムとロシア・ナショナリズム：「独立説」と「一体説」の系譜」『現代思想』2022年6月臨時増刊号（総特集=ウクライナから問う）、2022年、43–51頁。
“Inverting National Hierarchy: Great-Russian Autonomy in Revolutionary Ukraine from Historical Perspective,” Chasopys doslidzhennia viin ta revoliutsii, no. 1 (2021), 85–124.
“Multiple Paths to Autonomy: Moderate Ukrainians in Revolutionary Petrograd,” Kritika: Explorations in Russian and Eurasian History, vol. 22, no. 2 (2021), 255–84.
「革命期ロシアのウクライナ問題と近世ヘトマン領：過ぎ去った自治と来るべき自治」『史学雑誌』130編7号、2021年、1109–1147頁。
※以下もご参照ください。
https://researchmap.jp/yuki_murata