東京大学大学院法学政治学研究科・法学部

「東大の研究室をのぞいてみよう!」開催のお知らせ

お知らせ

「東大の研究室をのぞいてみよう!」開催のお知らせ

2025/01/17

本年度の「東大の研究室をのぞいてみよう!」プログラムは、2025年3月26日(水)、3月27日(木)に開催します。法学部では下記の企画を実施いたしますので、ぜひお申込みください。

詳細は下記ウェブサイトよりご確認ください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/visit_lab.html

 

1, 近代日本の新聞・雑誌を見るーー明治新聞雑誌文庫の世界
(附:明治新聞雑誌文庫所蔵資料の展示見学)
法と政治に関して、歴史的な研究を通じて、現代の諸課題を広い視野のうちに位置づけるのが法学部の教育の特色です。その例として、近代日本の新聞・雑誌の原本を収集・公開している近代日本法政史料センター明治新聞雑誌文庫を紹介します。当日は、史料の収集が政治学の問題といかに関連するのか、関連教員(苅部直教授・日本政治思想史)による説明を聞いていただいた上で、貴重なコレクションの展示を見学します。

登壇者:苅部 直 教授
日時・場所:3月26日(水) 13:15-14:15・本郷キャンパス

 

2, 法に親しむ
言葉によって社会のルールが作られていることを、身近な例で、一緒に考えます。題材の候補として、プロ野球ファンのSNS投稿ルールや、高校や大学の授業で誰かの著作物を配布してもよいのはなぜか、などを思い浮かべていますが、実際に使う題材は当日まで柔軟に検討します。担当教員の専門は独占禁止法(競争法)で、法学全般の文章の初歩を述べた『法律文章読本』という書籍も刊行しています。法学部に関する質問にも答えます。

登壇者:白石 忠志 教授
日時・場所:3月26日(水) 10:15-11:15/13:15-14:15・本郷キャンパス
3月27日(木) 14:50-15:50・オンライン

 

3, 東京大学法学部法制史資料室の世界
東京大学法学部は、現代の法・政治が持つ課題を、歴史的な広がりの中で把握する教育を重視してきました。その一環として法制史資料室では、歴代の法制史担当教員によって収集された数千点の資料を所蔵し、研究・教育に活用しています。本企画では、主に鎌倉時代から明治前期までの日本法制史の史料を展示・解説し、法学研究の幅広さに触れていただく機会とします。

登壇者:酒井 智大 准教授
日時・場所:3月26日(水) 13:15-14:15・本郷キャンパス

 

4, 刑法解釈論入門講義
刑法は、どのような行為に犯罪が成立し、それに対してどのような刑罰を科すかを定めた法律です。その刑法を研究対象とする刑法学の中心は、刑法解釈論と呼ばれるものであり、そこでは特に、刑法の条文の中で犯罪成立の条件を定めた部分の意味内容を明らかにすることに焦点が当てられます。今回の入門講義では、刑法解釈論がどのようなものなのかを、具体的な事例を題材にして体感していただきます。

登壇者:和田 俊憲 教授
日時・場所:3月27日(木) 13:40-14:40・オンライン

 

【申込期間・申込方法】
2025年1月16日(木)17時~2025年3月11日(火)
専用申込サイトより申込をしてください。(先着順)
※専用申込サイトのURLは、準備が整い次第、上記ウェブサイトへ掲載いたします。

【参加費】無料(実地参加にかかる交通費、宿泊費等はご自身でご負担ください。)