板橋 拓己(いたばし たくみ)
教授
研究分野:国際政治史
ITABASHI TakumiProfessor
Areas of Interest: History of International Politics
略歴
2001年 北海道大学法学部卒業
2004年 北海道大学大学院法学研究科修士課程修了
2008年 北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了
2008年 北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター助教
2010年 成蹊大学法学部助教
2013年 成蹊大学法学部准教授
2016年 成蹊大学法学部教授
2022年 東京大学大学院法学政治学研究科教授
2016年9月~18年9月 ケルン大学 歴史学科 歴史教授学・ヨーロッパ統合史講座 客員研究員
主要著作
1.単著
『中欧の模索ードイツ・ナショナリズムの一系譜』創文社、2010年。
『アデナウアーー現代ドイツを創った政治家』中央公論新社(中公新書)、2014年。
『黒いヨーロッパードイツにおけるキリスト教保守派の「西洋(アーベントラント)」主義、1925~1965年』吉田書店、2016年。
『分断の克服1989-1990ー統一をめぐる西ドイツ外交の挑戦』中央公論新社(中公選書)、2022年。
2.編著
(遠藤乾と共編)『複数のヨーロッパー欧州統合史のフロンティア』北海道大学出版会、2011年。
(妹尾哲志と共編)『歴史のなかのドイツ外交』吉田書店、2019年。
(妹尾哲志と共編)『現代ドイツ政治外交史ー占領期からメルケル政権まで』ミネルヴァ書房、2023年。
3.教科書
(小川浩之・青野利彦と共著)『国際政治史ー主権国家体系のあゆみ』有斐閣ストゥディア、2018年。
(池本大輔・川嶋周一・佐藤俊輔と共著)『EU政治論ー国境を越えた統治のゆくえ』有斐閣ストゥディア、2020年。
4.論文
“The Past and Politics: Focusing on ‘Vergangenheitsbewältigung’ in Post-War Germany,” Japan Review, Vol. 2, No. 1, 2018, pp. 14-18.
「「制約なき完全な主権」を求めてー統一ドイツNATO帰属問題とゲンシャー外交」『年報政治学』2019-I号、2019年、159-180頁。
「ヴァイマール共和国100年ーそのアクチュアリティをめぐって」『ドイツ研究』第54号、2020年、18-24頁。
「ドイツ統一交渉と冷戦後欧州安全保障秩序の端緒ーNATO不拡大をめぐる西ドイツ外交」『国際政治』第200号、2020年、67-83頁。
“Möglichkeiten der sicherheitspolitischen Zusammenarbeit zwischen der EU und Japan im Rahmen der Gemeinsamen Sicherheits- und Verteidigungspolitik (GSVP),” Historische Mitteilungen, Bd. 31, September 2020, S. 185-195.
“German Unification and the Issue of Poland’s Western Border,” 『成蹊法学』第96号、2022年、135-162頁。
※詳細な業績リストについては、Researchmapの下記ページを参照してください。
https://researchmap.jp/read0143167/