加藤 貴仁(かとう たかひと)
教授
研究分野:商法
KATO TakahitoProfessor
Areas of Interest: Commercial Law
略歴
2001年 東京大学法学部卒業(学士(法学))
2001年 東京大学大学院法学政治学研究科助手
2004年 神戸大学大学院法学研究科助教授
2007年 神戸大学大学院法学研究科准教授
2009年 東京大学大学院法学政治学研究科准教授
2017年 東京大学大学院法学政治学研究科教授
関心分野
商法、金融法
担当授業科目
基本科目商法、上級商法2(総合)、特別講義金融法
所属学会
日本私法学会、日本金融法学会
近年の学内・研究科内の主要な役職
法学部学務委員会幹事
公的活動等
法制審議会担保法制部会(法務省)幹事、デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会(金融庁)メンバー、従属上場会社における少数株主保護の在り方等に関する研究会(東京証券取引所)メンバー
主要著作
『株主間の議決権配分 – 一株一議決権原則の機能と限界 – 』(商事法務、2007年)
「高値取得損害/取得自体損害二分論の行方-判例法理における有価証券報告書等の虚偽記載等と投資者が被った損害の相当因果関係の判断枠組みの検討」落合誠一先生古稀記念論文集『商事法の新しい礎石』(有斐閣、2014年7月)817-855頁
「株主優待制度についての覚書」江頭憲治郎先生古稀記念『企業法の進路』(有斐閣、2017年1月)111−140頁
「取締役任用契約による利害調整の意義と限界―会社法339条2項に関する最近の下級審裁判例を題材として」法曹時報72巻5号(2020年5月)1-49頁
「ICOの残照―『有価証券』と『暗号資産』の境界線の再設定に向けて」証券経済研究第119号(2022年9月)159-186頁
「トークンとトークン化された権利の距離―金融商品取引法の『有価証券』のトークン化(STO)の現在地」神田秀樹責任編集=資本市場研究会編『企業法制の将来展望-資本市場制度の改革への提言〔2023年度版〕』(2022年12月)349-404頁