水津 太郎(すいづ たろう)
教授
研究分野:民法
Suizu TaroProfessor
Areas of Interest: Civil Law
略歴
2000年3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
2000年4月 慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程入学
2003年3月 慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了
2003年4月 慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程入学
2006年3月 慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学
2006年4月 慶應義塾大学法学部専任講師
2009年4月 慶應義塾大学法学部准教授
2017年4月 慶應義塾大学法学部教授
2020年4月 東京大学大学院法学政治学研究科教授
2011年3月~2013年3月 ミュンヘン大学レオポルド・ヴェンガー法史学研究所客員研究員
関心分野
民法
担当授業科目
・法学部
「民法第2部」(2024年度Sセメスター)(講義)(4単位)
「法教育演習」(2024年度Sセメスター)(演習)(2単位)(総合法政専攻・法曹養成専攻との合併)(神山弘行との共同担当)
「民法演習(ドイツ民法文献講読)」(2024年度Aセメスター)(演習)(2単位)(総合法政専攻・法曹養成専攻との合併)
・総合法政専攻
「民法特殊研究:民事判例研究」(2024年度通年)(演習)(4単位)(森田宏樹その他の民事法関係の教員との共同担当)
・法曹養成専攻
「上級民法2」(2024年度Aセメスター)(講義)(2単位)
「上級民法2」(2024年度Aセメスター)(講義)(2単位)
所属学会
日本私法学会(2006年4月~)
日本消費者法学会(2013年7月~)
金融法学会(2015年4月~)
比較法学会(2017年6月~)
日本登記法学会(2019年12月~)
公的活動等
【公的活動:継続中のもの】
- 法務省 司法試験考査委員 2022年6月~
- 人事院 国家公務員採用総合職試験(記述式)(行政、法律) 試験専門委員 2021年11月~2022年7月、2022年11月~2023年6月
- 法務省 法制審議会担保法制部会 幹事 2021年4月~
- 文部科学省・文化庁 第24期文化審議会著作権分科会 文化審議会専門委員 2024年4月~2024年3月
- 文部科学省・文化庁 第24期文化審議会著作権分科会 政策小委員会 委員 2024年5月~2024年3月
- 文部科学省・文化庁 第24期文化審議会著作権分科会 政策小委員会 法制度に関するワーキングチーム 委員 2024年6月~2024年3月
- 最高裁判所 最高裁判所民事規則制定諮問委員会 幹事 2023年4月~2025年3月
【公的活動:終了したもの】
- 経済産業省・特許庁 工業所有権審議会 試験委員 2017年3月~11月、2018年2月~11月、2019年2月~11月
- 法務省 法制審議会区分所有法制部会 幹事 2022年10月~2024年1月
- 法務省 法制審議会民法・不動産登記法部会 幹事 2019年3月~2021年2月
- 法務省 共有私道の保存・管理等に関する事例研究会 委員 2021年9月~2022年8月
- 経済産業省 Society5.0における新たなガバナンスモデル検討会 委員 2020年9月~2021年3月、2021年7月~2022年3月 2022年9月~2023年3月
- 文部科学省・文化庁 第18期~第23期文化審議会著作権分科会 文化審議会専門委員 2018年5月~2019年5月、2019年7月~2020年3月、2020年6月~2021年3月、2021年7月~2022年3月、2022年4月~2023年3月、2023年6月~2024年3月
- 文部科学省・文化庁 第20期~第23期文化審議会著作権分科会 法制度小委員会 委員 2020年6月~2021年3月、2021年7月~2022年3月、2022年6月~2023年3月、2023年6月~2024年3月
- 文部科学省・文化庁 第20期~第21期文化審議会著作権分科会 法制度小委員会 著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチーム 委員 2020年9月~2021年3月、2021年10月~2022年3月
- 文部科学省・文化庁 第18期~第19期文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会 委員 2018年6月~2019年5月、2019年7月~2020年3月
- 文部科学省・文化庁 第18期~第19期文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会 著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチーム 委員 2018年7月~2019年3月、2019年8月~2020年3月
- 独立行政法人国際協力機構 カンボジア「民法・民事訴訟法運用改善プロジェクト」に係る不動産登記法アドバイザリーグループ 委員 2020年6月~2022年10月
- 公益社団法人商事法務研究会 動産・債権を中心とした担保法制に関する研究会 委員 2019年3月~2021年3月
- 一般社団法人金融財政事情研究会 区分所有法制研究会 委員 2021年3月~2022年9月
- 一般社団法人金融財政事情研究会 登記制度・土地所有権の在り方等に関する研究会 委員 2017年10月~2019年3月
- 株式会社NTTデータ経営研究所 令和3年度経済産業省産業経済研究委託事業 新たな知財制度上の課題に関する研究会 委員 2021年9月~2022年2月
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 平成30年度~令和3年度内閣府委託事業 平成30年度~令和3年度沖縄県における所有者不明土地問題の解決に向けた調査検討業務検討会 検討員 2018年10月~2019年3月、2019年9月~2020年3月、2020年8月~2021年3月、2021年7月~2022年3月
- 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 令和元年度~令和3年度内閣府委託事業 令和元年度~令和3年度沖縄県における所有者不明土地問題の解決に向けた調査検討業務ワーキンググループ 委員 2019年9月~2020年3月、2020年8月~2021年3月、2021年7月~2022年3月
- 一般財団法人ソフトウェア情報センター 平成29年度文化庁委託事業 著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関する調査研究検討委員会 委員 2017年12月~2018年3月
- 公益財団法人トラスト未来フォーラム 現代信託法理研究会 委員 2019年5月~2021年3月
- 一般財団法人国土計画協会 所有者不明土地問題研究会Ⅱ 委員 2018年5月~2019年3月
- 一般財団法人国土計画協会 所有者不明土地問題研究会 委員 2016年12月~2017年12月
- ABL協会 ABL法制研究会 委員 2010年7月~2014年7月
【競争的研究資金等】
- 科学研究費補助金・基盤研究A 分担(代表:片山直也) 高齢社会・人口減少社会が提示する諸問題への法的対応と「人の法」・「財の法」の展開 2024年度~2028年度
- 科学研究費補助金・基盤研究C 代表 デジタル社会におけるデータ・情報の利活用および保護と所有権・財産権の法理 2023年度~2026年度
- 科学研究費補助金・基盤研究A 分担(代表:吉田克己) 高齢社会・人口減少社会が提示する諸問題への法的対応と「人の法」・「財の法」の展開 2019年度~2023年度
- 科学研究費補助金・国際共同研究加速基金(国際共同研究強化B) 分担(代表:青木則幸) 東アジア金融取引市場における担保法の位相 2018年度~2023年度
- 科学研究費補助金・基盤研究C 代表 民法典の編纂方針:立法技術、編成方式および再法典化をめぐる諸問題 2017年度~2019年度
- 科学研究費補助金・基盤研究A 分担(代表:吉田克己) 「財の法」の基礎理論構築と立法論的展開 2014年度~2018年度
- 科学研究費補助金・基盤研究C 代表 「帰属割当に依拠しない優先権」に関する制度と理論:代償的取戻権と価値追跡論の研究 2014年度~2016年度
- 科学研究費補助金・若手研究B 代表 物権債権峻別論の意義と限界に関する基礎的研究 2010年度~2013年度
- 科学研究費補助金・若手研究B 代表 財貨帰属法における代位物の規律に関する総合的・体系的研究 2008年度~2009年度
主要著作
【著書】
- 青木則幸=片山直也=水津太郎=道垣内弘人編『動産債権担保法制の国際的位相――担保法制の見直しに関する中間試案の検討』(成文堂、2024年3月)第5編 ドイツ部会 ドイツ部会の概要(269-270頁)、モーリッツ・ブリンクマン(水津太郎訳)「『担保法制の見直しに関する中間試案』についての意見」(271-284頁)、ドイツ部会における質疑応答の概要(285-296頁)〔水津太郎〕。
- 山野目章夫=佐久間毅編『解説 民法・不動産登記法(所有者不明土地関係)改正のポイント』(有斐閣、2023年12月)第3章 不動産登記法の改正 第1節 相続登記等および住所等の変更の登記の申請の義務づけ(338-407頁)〔水津太郎〕。
- 潮見佳男=木村貴裕=水津太郎=高須順一=赫高規=中込一洋=松岡久和編著『Before/After民法・不動産登記法改正』(弘文堂、2023年5月)91 相続土地国庫帰属制度とは(182-183頁)、92 土地所有権の放棄(184-185頁)、93 承認申請権者①――土地が単独所有に属するとき(186-187頁)、94 承認申請権者②――土地が共有に属するとき(188-189頁)〔水津太郎〕。
- 水津太郎=鳥山泰志=藤澤治奈『民法判例30!②物権〔第2版〕』(有斐閣、2023年4月)序(1-2頁)、Chapter I 物権 扉(3頁)、Chapter I-1 物権的請求権 Introduction(4頁)、Chapter I-1 物権的請求権 判例01・02(5-11頁)、Chapter I-2 物権変動 Introduction(12-13頁)、Chapter I-2 物権変動 判例07-09(29-38頁)、Chapter I-2 物権変動 もう一歩先へ 令和3年不動産登記法改正等――相続と登記(46頁)、Chapter I-3 所有権 判例13-15(52-60頁)、Chapter I-3 所有権 もう一歩先へ 占有権(64頁)、Chapter II-1 抵当権 判例22・23(84-91頁)〔水津太郎〕。
- 千葉恵美子=潮見佳男=片山直也編著『Law Practice民法Ⅰ総則・物権編〔第5版〕』(商事法務、2022年10月)47 物上代位と相殺(323-332頁)〔水津太郎〕。
- 秋山靖浩=伊藤栄寿=大場浩之=水津太郎『物権法(日評ベーシック・シリーズ)〔第3版〕』(日本評論社、2022年3月)第3章 物権変動総論(25-46頁)、第5章 動産物権変動(89-113頁)、第6章 立木の独立性と物権変動(114-119頁)〔水津太郎〕。
- 潮見佳男=北居功=高須順一=赫高規=中込一洋=松岡久和編著『Before/After民法改正――2017年債権法改正〔第2版〕』(弘文堂、2021年10月)172 第三者のためにする契約(344-345頁)〔水津太郎〕。
- 秋山靖浩=伊藤栄寿=宮下修一編著『債権法改正と判例の行方――新しい民法における判例の意義の検証』(日本評論社、2021年9月)19 抵当権に基づく物上代位と相殺(218-234頁)、28 請負における注文者の報酬減額請求権(343-356頁)、32 受寄者の返還義務と民法178条の「第三者」(381-393頁)〔水津太郎〕。
- 吉田克己編著『物権法の現代的課題と改正提案』(成文堂、2021年2月)第178条~第178条の2(動産に関する物権の譲渡及び立木等に関する物権の変動の対抗要件)(276-302頁)〔水津太郎〕。
- 沖野眞已=窪田充見=佐久間毅編著『民法演習サブノート210問〔第2版〕』(弘文堂、2020年11月)58 抵当権の効力が及ぶ目的物の範囲(115-116頁)、59 抵当権の侵害(117-118頁)、60 抵当権に基づく物上代位(119-120頁)、61 抵当権の処分(121-122頁)、62 共同抵当(123-124頁)〔水津太郎〕。
- 鎌田薫=松岡久和=松尾弘編『新基本法コンメンタール物権 民法第175条〜第398条の22(別冊法学セミナー 262号)』(日本評論社、2020年2月)第9章 質権(194-195頁)、第1節 総則(196-212頁)、第2節 動産質(213-217頁)、第3節 不動産質(218-221頁)〔水津太郎〕。
- 潮見佳男=窪田充見=中込一洋=増田勝久=水野紀子=山田攝子編著『Before/After相続法改正』(弘文堂、2019年6月)1 不動産に関する権利の承継と対抗要件(2-3頁)、2 動産に関する権利の承継と対抗要件(4-5頁)、3 債権の承継と対抗要件(6-7頁)、4 「相続させる」旨の遺言に与える影響(8-9頁)、5 債権者の権利の行使に関する原則(10-11頁)、6 指定相続分に応じた債務の承継についての債権者の承認(12-13頁)〔水津太郎〕。
- 秋山靖浩=伊藤栄寿=大場浩之=水津太郎『物権法(日評ベーシック・シリーズ)〔第2版〕』(日本評論社、2019年1月)第3章 物権変動総論(25-44頁)、第5章 動産物権変動(87-110頁)、第6章 立木の独立性と物権変動(111-116頁)〔水津太郎〕。
- 沖野眞已=窪田充見=佐久間毅編著『民法演習サブノート210問』(弘文堂、2018年7月)58 抵当権の効力が及ぶ目的物の範囲(115-116頁)、59 抵当権の侵害(117-118頁)、60 抵当権に基づく物上代位(119-120頁)、61 抵当権の処分(121-122頁)、62 共同抵当(123-124頁)〔水津太郎〕。
- 千葉恵美子=潮見佳男=片山直也編著『Law Practice民法Ⅰ総則・物権編〔第4版〕』(商事法務、2018年6月)47 物上代位と相殺(310-317頁)〔水津太郎〕。
- 水津太郎=鳥山泰志=藤澤治奈『民法判例30!②物権』(有斐閣、2017年12月)序(1-2頁)、Chapter I 物権 扉(3頁)、Chapter I-1 物権的請求権 Introduction(4頁)、Chapter I-1 物権的請求権 判例01・02(5-11頁)、Chapter I-2 物権変動 Introduction(12-13頁)、Chapter I-2 物権変動 判例07-09(29-38頁)、Chapter I-3 所有権 判例13-15(51-59頁)、Chapter I-3 所有権 もう一歩先へ 占有権(63頁)、Chapter II-1 抵当権 判例22・23(84-91頁)〔水津太郎〕。
- 潮見佳男=北居功=高須順一=赫高規=中込一洋=松岡久和編著『Before/After民法改正』(弘文堂、2017年9月)172 第三者のためにする契約(344-345頁)〔水津太郎〕。
- マンフレート・ヴォルフ=マリーナ・ヴェレンホーファー著/大場浩之=水津太郎=鳥山泰志=根本尚徳訳『ドイツ物権法』(成文堂、2016年11月)訳者はしがき(iv-vi頁)、§ 1 物権法の特質と意義(1-14頁)、§ 2 所有権の内容と種類(14-31頁)、§ 3 物権法の諸原理(31-37頁)、§ 9 加工・付合・混和(143-155頁)、§ 10 権利喪失の補償(156-166頁)、§ 11 産出物と構成部分の取得(166-170頁)、§ 12 その他の取得・喪失原因(170-175頁)、§ 14 所有権留保(179-232頁)、§ 15 譲渡担保(233-256頁)〔水津太郎〕。
- 秋山靖浩=伊藤栄寿=大場浩之=水津太郎『物権法(日評ベーシック・シリーズ)』(日本評論社、2015年7月)第3章 物権変動総論(25-44頁)、第5章 動産物権変動(86-109頁)、第6章 立木の独立性と物権変動(110-115頁)〔水津太郎〕。
- 石崎泰雄=渡辺達徳編『新民法講義2物権・担保物権法』(成文堂、2010年9月)第2章 所有権(27-85頁)、第11章 非典型担保 第1節 序 第2節 仮登記担保 第4節 所有権留保他(434-443頁・475-481頁)。
- 斎藤和夫編『レーアブーフ民法Ⅰ総則〔第3版〕』(中央経済社、2007年1月)第12章 重要判例ガイド(408-532頁)〔水津太郎〕。
【論文】
- 米村滋人=山城一真=水津太郎=藤澤治奈=岩川隆嗣=大塚智見「2023年学界回顧-民法(財産法)」法律時報95巻13号(2023年11月)69-90頁〔75-79頁(物権)〕。
- 水津太郎「詐害行為取消権・否認権における逸出財産の原状回復の構成」中島弘雅=片山直也=岡伸浩編集代表/白石大=杉本和士=高田賢治=藤澤治奈編集委員『民法と倒産法の交錯――債権法改正の及ぼす影響』(2023年10月)201-249頁。
- 水津太郎「民法解釈方法論と体系:藤原正則「法ドグマーティクの伝統と発展――ドイツ法学方法論覚え書き」(瀬川信久編『私法学の再構築』〔北海道大学図書刊行会、1999年〕35-80頁)(平成民法学の歩み出し24)」法律時報95巻9号(2023年7月)115-120頁。
- 水津太郎「特集 財産権とその処分 企画趣旨」法律時報95巻4号(2023年3月)4頁。
- 水津太郎「建物の付合――賃借人のした増築(判批:最判昭和44年7月25日民集23巻8号1627頁)」潮見佳男=道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ総則・物権〔第9版〕』(有斐閣、2023年2月)140-141頁。
- 水津太郎「所有権に基づく返還請求権と民法708条(判批:最大判昭和45年10月21日民集24巻11号1560頁)」窪田充見=森田宏樹編『民法判例百選Ⅱ債権〔第9版〕』(有斐閣、2023年2月)148-149頁。
- 水津太郎「信託財産に属することの対抗と公示」『信託の基礎法理と現代的問題の結びつき(トラスト未来フォーラム研究叢書)』(トラスト未来フォーラム、2022年11月)1-61頁。
- 水津太郎「マンション分譲時にされた駐車場専用使用権分譲の対価の帰属(判批:最判平成10年10月22日民集52巻7号1555頁)」山野目章夫=佐久間毅=熊谷則一編『マンション判例百選』(有斐閣、2022年8月)48-49頁。
- 水津太郎「特集 AIと民法 企画趣旨」法律時報94巻9号(2022年8月)7頁。
- 田髙寛貴=藤澤治奈=白石大=西内康人=和田勝行=水津太郎=杉本和士(報告)「〔シンポジウム〕担保法の現代的課題――新たな担保法制の構想に向けて」私法83号(2022年4月)57-119頁。
- 水津太郎「相続人の占有と所有権の時効取得」秋山靖浩編著『新しい土地法――人口減少・高齢化社会の土地法を描く』(日本評論社、2022年4月)149-178頁。
- 水津太郎「物権変動の規範構造:原島重義=児玉寛『対抗の意義』『登記がなければ対抗できない物権変動』(舟橋諄一=徳本鎮編『新版注釈民法(6)』〔有斐閣、1997年〕)(平成民法学の歩み出し7)」法律時報94巻2号(2022年2月)129-134頁。
- 水津太郎「新しい不動産登記法――令和3年不動産登記法改正等と相続登記の促進」法律のひろば74巻10号(2021年10月)27-35頁。
- 水津太郎「所有権留保の立法的課題」田髙寛貴編著『担保法の現代的課題――新たな担保法制の構想に向けて』(商事法務、2021年9月)73-96頁。
- 水津太郎「新しい相続法――令和3年民法等改正と遺産共有」ジュリスト1562号(2021年8月)49-55頁。
- 水津太郎「所有権留保の立法的課題(日本私法学会シンポジウム資料:担保法の現代的課題――新たな担保法制の構想に向けて)」NBL1200号(2021年8月)37-46頁。
- 水津太郎「ドイツ倒産法における代償的取戻権に対する批判(海外金融法の動向 ドイツ)」金融法研究37号(2021年5月)64-86頁。
- 水津太郎=田髙寛貴=白石大「〔早慶合同ゼミナール〕不動産の譲渡と賃貸借をめぐる諸問題――詐害行為取消権の行使および不動産賃貸借の対抗力を中心として」法学教室488号(2021年5月)146-153頁。
- 水津太郎「相続人の占有と所有権の時効取得(下)(新しい土地法6-2)」法律時報93巻4号(2021年3月)106-111頁。
- 水津太郎「相続人の占有と所有権の時効取得(上)(新しい土地法6-1)」法律時報93巻3号(2021年2月)105-110頁。
- 水津太郎「特集 動産・債権等を目的とする担保――立法に向けての課題 企画趣旨」法律時報92巻11号(2020年10月)7頁。
- SUIZU, Taro, Eigentumsschutz und Gläubigergleichbehandlung in der Insolvenz: Zur Verteidigung des Ersatzaussonderungsrechts, in: Annemarie Matusche-Beckmann/Takuma Sato (Hrsg.), Rechtsprobleme der Risikogesellschaft: Japanisch-Deutscher Rechtsdialog, Iurisprudentia Saraviensis: Schriftenreihe der Abteilung Rechtswissenschaft der Universität des Saarlandes, Bd. 15, Saarbrücken: Alma Mater 10.2020, S. 159-171.
- 水津太郎「間接占有にもとづく占有改定と動産所有権の譲渡――ドイツの法状況(海外金融法の動向 ドイツ)」金融法研究36号(2020年7月)131-169頁。
- 水津太郎「担保裁判例の動向」現代民事判例研究会編『民事判例20 2019年後期』(日本評論社、2020年4月)9-14頁。
- 窪田充見=水津太郎=横山美夏「〔ワークショップ〕相続法改正における権利・義務の承継の規律の位置づけと課題」私法82号(2020年4月)109-111頁。
- 水津太郎「相続による権利および義務の承継――899条の2と902条の2について」法律時報92巻4号(2020年4月)62-79頁。
- 水津太郎「抵当権にもとづく物上代位と相殺(債権法判例の行方29)」法律時報92巻2号(2020年2月)126-130頁。
- 水津太郎「動産譲渡登記による即時取得の成否――占有改定による引渡しと即時取得の問題を踏まえて――」片山直也=北居功=武川幸嗣=北澤安紀編『民法と金融法の新時代(池田眞朗先生古稀記念論文集)』(慶應義塾大学出版会、2020年2月)239-266頁。
- 水津太郎「法律学基礎論・法解釈方法論と平成の民法学」法律時報91巻9号(2019年8月)70-75頁。
- 水津太郎「ドイツ将来債権譲渡論の現況――将来債権譲渡の構造について(海外金融法の動向 ドイツ)」金融法研究35号(2019年6月)144-162頁。
- 水津太郎「消滅時効」民法研究第2集第6号(2019年5月)43-63頁。
- 水津太郎「相続と登記――相続による不動産物権の承継の対抗要件」ジュリスト1532号(2019年4月)48-54頁。
- 水津太郎「占有が交互に侵奪された場合において、先行侵奪者の提起した占有回収の訴えが、権利の濫用にあたり許されないとされた事例(判批:東京地判平成28年8月24日判時2361号56頁)」私法判例リマークス58号(2019年2月)14-17頁。
- 水津太郎「受寄者の返還義務と民法178条の『第三者』(債権法判例の行方18)」法律時報91巻2号(2019年2月)124-128頁。
- SUIZU, Taro/YOSHII, Keiko/AOKI, Noriyuki/AKIYAMA, Yasuhiro, A Comparative Study on the Easement in Gross, in: Comparative Law Journal (Hikakuho Kenkyu), No. 80 (1/2019), p. 309-310.
- 水津太郎「人役権制度の比較法研究――趣旨説明」比較法研究80号(2019年1月)168-169頁。
- 水津太郎「人役権制度の比較法研究――ドイツ」比較法研究80号(2019年1月)177-185頁。
- 水津太郎「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の制定」ジュリスト1525号(2018年11月)74-79頁。
- 水津太郎「民法典のわかりにくさとわかりやすい民法」埠頭(横浜慶友会)60号(2018年9月)14-16頁。
- 水津太郎訳「ヤン・フェリックス・ホフマン『債権者平等原則と価値追跡』」法学研究(慶應義塾大学)91巻8号(2018年8月)33-68頁。
- 宍戸常寿=水津太郎=橋爪隆=大貫裕之=小粥太郎(司会)「〔座談会〕憲法・民法・刑法・行政法担当者が語る『法学と試験』」法律時報90巻9号(2018年8月)30-50頁。
- 水津太郎「所有者不明土地と登記(日本登記法研究会第2回研究大会)――解題」法律時報90巻9号(2018年8月)67頁。
- 水津太郎「財貨帰属と代位法理」民法理論の対話と創造研究会編『民法理論の対話と創造』(日本評論社、2018年8月)249-276頁。
- 藤澤治奈=白石大=荻野奈緒=齋藤由起=髙秀成=水津太郎=鳥山泰志=根本尚徳=伊藤栄寿(司会)=山城一真(司会)「〔座談会〕民法学のなやみ――『民法理論の対話と創造』を振り返って」民法理論の対話と創造研究会編『民法理論の対話と創造』(日本評論社、2018年8月)277-323頁。
- 水津太郎「不動産利用権と抵当権の関係」民法研究第2集第5号(2018年8月)67-81頁。
- 水津太郎「一括清算ネッティング条項の有効性に関するドイツ倒産法の改正(海外金融法の動向 ドイツ)」金融法研究34号(2018年6月)148-165頁。
- SUIZU, Taro, Der Vertragsabschluss durch Automaten: Über die sogenannte Wettscheinklage, in: Annemarie Matusche-Beckmann/Takuma Sato (Hrsg.), Rechtsprobleme der Informationsgesellschaft: Japanisch-Deutscher Rechtsdialog, Iurisprudentia saraviensis: Schriftenreihe der Abteilung Rechtswissenschaft der Universität des Saarlandes, Bd. 10, Saarbrücken: Alma Mater 5.2018, S. 1-24.
- 水津太郎「占有改定の方法による引渡しと直接占有の要否(判批:最決平成29年5月10日民集71巻5号789頁)」現代民事判例研究会編『民事判例16 2017年後期』(日本評論社、2018年4月)78-81頁。
- 水津太郎「独占的ライセンスに基づく差止請求権と民法」『平成29年度文化庁委託事業 著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関する調査研究 報告書』(一般財団法人ソフトウェア情報センター、2018年3月)112-122頁。
- 水津太郎「請負における注文者の報酬減額請求権の新設(債権法判例の行方8)」法律時報90巻3号(2018年3月)119-123頁。
- 水津太郎「建物の付合――賃借人のした増築(判批:最判昭和44年7月25日民集23巻8号1627頁)」潮見佳男=道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ総則・物権〔第8版〕』(有斐閣、2018年3月)148-149頁。
- 水津太郎「所有物返還請求権と民法708条(判批:最大判昭和45年10月21日民集24巻11号1560頁)」窪田充見=森田宏樹編『民法判例百選Ⅱ債権〔第8版〕』(有斐閣、2018年3月)166-167頁。
- 水津太郎「動産譲渡担保権と動産売買先取特権の優劣――譲渡担保権の重複設定との関係」加藤新太郎=太田勝造=大塚直=田髙寛貴編『21世紀民事法学の挑戦上巻――加藤雅信先生古稀記念』(信山社、2018年3月)647-664頁。
- 水津太郎「ドイツ剰余共同制における家財道具の物上代位規定――成立から削除にいたるまでの経緯――」法学研究(慶應義塾大学)(犬伏由子教授退職記念号)91巻2号(2018年2月)63-97頁。
- 藤澤治奈=白石大=荻野奈緒=齋藤由起=髙秀成=水津太郎=鳥山泰志=根本尚徳=伊藤栄寿(司会)=山城一真(司会)「〔座談会〕民法学のなやみ――『民法理論の対話と創造』を振り返って(下)(民法理論の対話と創造11-2)」法律時報90巻2号(2018年2月)105-115頁。
- 藤澤治奈=白石大=荻野奈緒=齋藤由起=髙秀成=水津太郎=鳥山泰志=根本尚徳=伊藤栄寿(司会)=山城一真(司会)「〔座談会〕民法学のなやみ――『民法理論の対話と創造』を振り返って(上)(民法理論の対話と創造11-1)」法律時報90巻1号(2018年1月)101-111頁。
- 水津太郎「保全土地債務の実行期に関する規定の強行法規化(海外金融法の動向 ドイツ)」金融法研究33号(2017年6月)146-160頁。
- 水津太郎「民法(債権法)改正の方針と民法典の体系」民商法雑誌153巻1号(2017年4月)8-32頁。
- 水津太郎「団体一元論と民法・民法学における個人・団体」安藤馨=大屋雄裕『法哲学と法哲学の対話』(有斐閣、2017年4月)83-90頁。
- 水津太郎「平成16年不動産登記法と民法学――登記原因証明情報をめぐって」ジュリスト1502号(2017年2月)34-39頁。
- 水津太郎「消滅時効」民事法学(韓国民事法学会)77号(2016年12月)393-424頁。
- 水津太郎「財貨帰属と代位法理(下)(民法理論の対話と創造4-2)」法律時報88巻12号(2016年11月)131-136頁。
- 水津太郎「保証・弁済者代位と多角関係」椿寿夫編『三角・多角取引と民法法理の深化(別冊NBL161号)』(商事法務、2016年10月)195-205頁。
- 水津太郎「財貨帰属と代位法理(上)(民法理論の対話と創造4-1)」法律時報88巻11号(2016年10月)112-117頁。
- 水津太郎「〔基調報告〕憲法上の財産権保障と民法」宍戸常寿=曽我部真裕=山本龍彦編『憲法学のゆくえ――諸法との対話で切り拓く新たな地平』(日本評論社、2016年9月)210-227頁。
- 水津太郎=宍戸常寿=曽我部真裕=山本龍彦「〔座談会〕憲法上の財産権保障と民法」宍戸常寿=曽我部真裕=山本龍彦編『憲法学のゆくえ――諸法との対話で切り拓く新たな地平』(日本評論社、2016年9月)228-267頁。
- 水津太郎訳「ゲオルク・ボルゲス「『ペッパー』と法――新たな情報技術に対応する法改正は必要か」法学研究(慶應義塾大学)89巻7号(2016年7月)57-86頁。
- 水津太郎「保全土地債務における土地所有者の抗弁権の拡張(海外金融法の動向 ドイツ)」金融法研究32号(2016年6月)139-153頁。
- 水津太郎「抵当権と利用権――抵当法のあり方を考える」法学教室426号(2016年3月)82-91頁。
- 水津太郎「ドイツにおける在庫担保――その構造と特徴」NBL 1070号(2016年3月)43-51頁。
- 水津太郎「担保裁判例の動向」現代民事判例研究会編『民事判例XI 2015年前期』(日本評論社、2015年10月)18-23頁。
- 水津太郎「抵当権に基づく賃料の把握――物上代位・担保不動産収益執行・担保債権執行」法学教室421号(2015年10月)66-75頁。
- 水津太郎「財の帰属――その構造と原理 企画趣旨」法律時報87巻9号(2015年8月)55頁。
- 水津太郎訳「ヘルベルト・ツェヒ『法的問題としての財の帰属』」法律時報87巻9号(2015年8月)56-70頁。
- 水津太郎「ドイツ譲渡担保法における代位法理――物上代位と代償的別除権」池田真朗=中島弘雅=森田修編『動産債権担保――比較法のマトリクス』(商事法務、2015年8月)331-356頁。
- 水津太郎訳「空間動産譲渡担保契約書式」池田真朗=中島弘雅=森田修編『動産債権担保――比較法のマトリクス』(商事法務、2015年8月)399-403頁。
- 水津太郎訳「ジュディス・ヴィティッヒ『空間動産譲渡担保』の書式に関する解説」池田真朗=中島弘雅=森田修編『動産債権担保――比較法のマトリクス』(商事法務、2015年8月)404-414頁。
- 水津太郎訳「包括債権譲渡担保契約書式」池田真朗=中島弘雅=森田修編『動産債権担保――比較法のマトリクス』(商事法務、2015年8月)415-419頁。
- 水津太郎訳「ジュディス・ヴィティッヒ『包括債権譲渡担保契約』の書式に関する解説」池田真朗=中島弘雅=森田修編『動産債権担保――比較法のマトリクス』(商事法務、2015年8月)420-426頁。
- SUIZU, Taro, Das Recht am menschlichen Körper im japanischen Zivilrecht, in: Annemarie Matusche-Beckmann (Hrsg.), Keio-Tage 2014: Medizinrechtliches Symposium an der Universität des Saarlandes, Japanisch-Deutsche Konferenz vom 12. bis 14. Mai 2014, Iurisprudentia saraviensis: Schriftenreihe der Abteilung Rechtswissenschaft der Universität des Saarlandes, Bd. 7, Saarbrücken: Alma Mater, 7.2015, S. 1-15.
- 水津太郎「物権的請求権と無体的利益」法学教室417号(2015年6月)30-36頁。
- 吉田克己=水津太郎=森田宏樹=片山直也=松尾弘(報告)「〔シンポジウム〕財の多様化と民法学の課題」私法77号(2015年4月)3-51頁。
- 水津太郎「物上代位とはなにか――『行使することができる』の解釈」法学教室415号(2015年4月)68-76頁。
- 水津太郎=宍戸常寿=曽我部真裕=山本龍彦「〔座談会〕憲法上の財産権保障と民法(後篇)(憲法学のゆくえ4-3)」法律時報87巻3号(2015年3月)97-105頁。
- 奥田昌道=能見善久=金山直樹=水津太郎=山城一真=髙秀成「〔座談会〕代理行為における要件と効果(下)――奥田昌道先生の問題提起を受けて」法律時報87巻3号(2015年3月)74-81頁。
- 水津太郎=宍戸常寿=曽我部真裕=山本龍彦「〔座談会〕憲法上の財産権保障と民法(前篇)(憲法学のゆくえ4-2)」法律時報87巻2号(2015年2月)99-107頁。
- 奥田昌道=能見善久=金山直樹=水津太郎=山城一真=髙秀成「〔座談会〕代理行為における要件と効果(上)――奥田昌道先生の問題提起を受けて」法律時報87巻2号(2015年2月)84-91頁。
- 水津太郎「ドイツ法における将来動産と将来債権の譲渡担保――商品倉庫の譲渡担保と包括債権譲渡担保を念頭において――」法学研究(慶應義塾大学)(池田真朗教授退職記念号)88巻1号(2015年1月)199-234頁。
- 水津太郎「建物の付合――賃借人のした増築(判批:最判昭和44年7月25日民集23巻8号1627頁)」潮見佳男=道垣内弘人編『民法判例百選Ⅰ総則・物権〔第7版〕』(有斐閣、2015年1月)142-143頁。
- 水津太郎「所有物返還請求権と民法708条(判批:最大判昭和45年10月21日民集24巻11号1560頁)」中田裕康=窪田充見編『民法判例百選Ⅱ債権〔第7版〕』(有斐閣、2015年1月)160-161頁。
- 水津太郎「〔基調報告〕憲法上の財産権保障と民法――所有権を対象として(憲法学のゆくえ4-1)」法律時報87巻1号(有斐閣、2015年1月)97-104頁。
- 水津太郎「民法体系と物概念」吉田克己=片山直也編『財の多様化と民法学』(商事法務、2014年10月)62-84頁。
- 水津太郎「ドイツ民法典と法典論」岩谷十郎=片山直也=北居功編『法典とは何か』(慶應義塾大学出版会、2014年10月)79-114頁。
- 水津太郎「民法体系と物概念(日本私法学会シンポジウム資料:財の多様化と民法学の課題 報告Ⅱ)」NBL1030号(2014年8月)22-33頁。
- 水津太郎「物権法定主義と温泉専用権――鷹の湯事件(判批:大判昭和15年9月18日民集19巻1611頁)」温泉82巻4号(2014年7月)26-27頁。
- SUIZU, Taro, Surrogationsprinzip und Eigentümerschutz, in: Journal of Private Law (Shiho), Vol. 76 (4/2014), S. 287-286.
- 水津太郎「代位物に対する優先権の付与――目的物が売却された場合における所有者・担保権者の処遇――」私法76号(2014年4月)148-155頁。
- 水津太郎「将来債権譲渡後に付された譲渡禁止特約の効力と差押債権者の無効主張適格(判批:東京地判平成24年10月4日判時2180号63頁)」判例評論(判例時報)662(2211)号(2014年4月)21-30頁(151-160頁)。
- 水津太郎「相殺適状の時期と民法508条の適用範囲(判批:最判平成25年2月28日民集67巻2号343頁)」現代民事判例研究会編『民事判例VIII 2013年後期』(日本評論社、2014年4月)94-97頁。
- 伊藤滋夫ほか「不動産法と要件事実・研究会」伊藤滋夫編『不動産法と要件事実(法科大学院要件事実教育研究所報12号)』(日本評論社、2014年3月)1-75頁。
- 水津太郎「法定地上権と一括競売の関係――建物所有権の保障と侵奪――」名古屋大学法政論集(中舎寛樹教授退職記念論文集)254号(2014年3月)217-254頁。
- SUIZU, Taro, Die Methodik des Zivilrechts in Japan: Entwicklung und Struktur , in: Zeitschrift für Japanisches Recht (ZJapanR), Bd. 38 (2014), S. 131-169.
- 水津太郎「ハンガリーの温泉と法」温泉81巻6号(2013年11月)20-21頁。
- 水津太郎「現代における法典の擁護――法典悲観主義に抗して――」森征一=池田真朗編『私権の創設とその展開(内池慶四郎先生追悼論文集)』(慶應義塾大学出版会、2013年10月)355-388頁。
- 水津太郎「代償的取戻権の意義と代位の法理――責任法的代位の構造と評価――」法学研究(慶應義塾大学)86巻8号(2013年8月)33-105頁。
- 水津太郎「債権譲渡と多角的法律関係――対抗要件主義と債務者抗弁の関係――」椿寿夫=中舎寛樹編『多角的法律関係の研究』(日本評論社、2012年3月)223-240頁。
- 水津太郎「代位と多角的法律関係――包括的・体系的考察――」椿寿夫=中舎寛樹編『多角的法律関係の研究』(日本評論社、2012年3月)180-195頁。
- 水津太郎「ドイツ管理共同制における家財道具の物上代位規定――生成・展開の構造と基礎――」法学研究(慶應義塾大学)(斎藤和夫教授退職記念号)84巻12号(2011年12月)631-715頁。
- 水津太郎訳「オリバー・レミーン『ドイツとヨーロッパの消滅時効法の新たな展開における中心問題――日本の改正論議に目を向けて』」川角由和=中田邦博=潮見佳男=松岡久和編『ヨーロッパ私法の現在と日本法の課題』(日本評論社、2011年10月)243-266頁。
- 水津太郎「物概念論の構造――パンデクテン体系との関係をめぐって――」新世代法政策学研究(北海道大学)12号(2011年7月)299-346頁。
- 水津太郎「物権的請求権と占有訴権」法学教室369号(2011年6月)33-37頁。
- 水津太郎訳「アレクサンダー・ポイケルト『所有権と自由』」慶應法学(慶應義塾大学)(豊泉貫太郎教授・マキロイロバート教授退職記念号)19号(2011年3月)425-469頁。
- 村田彰=水津太郎共訳「パウル・ヨハン・アンゼルム・フォン・フォイエルバッハ『法学原典批判理論綱要――原典批判は実務家が利用できるものか』」流経法学(流通経済大学)(荒木友雄教授・横田耕一教授定年退職記念号)10巻2号(2011年3月)187-218頁。
- SUIZU, Taro, Die Schuldrechtsreform in Japan: betrachtet aus dem Blickwinkel der Kodifikationsidee, in: Zeitschrift für Japanisches Recht (ZJapanR), Bd. 32 (2011), S. 249-260.
- 水津太郎「代償請求権」椿寿夫=中舎寛樹編『解説 新・条文にない民法――概念・制度がもっとよくわかる』(日本評論社、2010年12月)244-248頁。
- 北居功=武川幸嗣=加藤雅之=水津太郎「2010年学界回顧――民法(財産法)」法律時報82巻13号(2010年11月)78-99頁〔83-90頁(物権)〕。
- 水津太郎「民法総則の意義――総則思考の構造――」池田真朗=平野裕之=西原慎治編『民法(債権法)改正の論理(別冊タートンヌマン)』(新青出版、2010年10月)511-575頁。
- 水津太郎「法律論文の書き方――民法を素材として」三色旗(慶應義塾大学通信教育部)746号(2010年5月)16-23頁。
- 水津太郎「有体物規定に関する基礎的考察Ⅱ――ドイツ民法典九〇条の成立――」法学研究(慶應義塾大学)(坂原正夫教授退職記念号)83巻1号(2010年1月)67-134頁。
- 水津太郎「有体物規定に関する基礎的考察Ⅰ――ヨーホウ物権法部分草案一条をめぐって――」法学研究(慶應義塾大学)(加藤修教授退職記念号)82巻12号(2009年12月)211-274頁。
- 水津太郎「ドイツ歯科治療費用保険約款」株式会社アスミック委託研究報告書(2009年11月)1-34頁。
- 水津太郎「代位と多角的法律関係」法律時報81巻11号(2009年9月)112-116頁。
- 水津太郎「ヨハン・アーペルの法理論――物権債権峻別論の起源――」法学研究(慶應義塾大学)(森征一教授退職記念号)82巻1号(2009年1月)385-452頁。
- 水津太郎「ドイツ倒産法における物上代位――倒産管財人の処分による代位物の規律――」法学研究(慶應義塾大学)(藤原淳一郎教授退職記念号)81巻12号(2008年12月)231-268頁。
- 水津太郎「ドイツ法における財貨帰属の理論」慶應義塾創立150年記念法学部論文集『慶應の法律学 民事法』(慶應義塾大学出版会、2008年12月)125-163頁。
- 水津太郎「一九世紀後期・ドイツ普通法学における法諺《代価は物の地位を襲い物は代価の地位を襲う》について(2・完)――現代ドイツにおける物上代位論の前史として――」法学研究(慶應義塾大学)81巻5号(2008年5月)33-86頁。
- 水津太郎「一九世紀後期・ドイツ普通法学における法諺《代価は物の地位を襲い物は代価の地位を襲う》について(1)――現代ドイツにおける物上代位論の前史として――」法学研究(慶應義塾大学)81巻4号(2008年4月)29-76頁。
- 水津太郎「一九世紀中期・ドイツ普通法学における法諺《代価は物の地位を襲い物は代価の地位を襲う》について――キールルフの反論とヴェヒターの検討を中心として――」法学研究(慶應義塾大学)(加藤久雄教授退職記念号)80巻12号(2007年12月)205-236頁。
- 水津太郎「倒産法における物上代位――ドイツ法の構造――」『慶應義塾大学21COE-CCC国際シンポジウム:多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成――多文化世界における市民意識の動態――』(慶應義塾大学21世紀COE多文化市民意識研究センター、2007年11月)913-933頁。
- 水津太郎「物権債権峻別論の意義と限界」三色旗(慶應義塾大学通信教育部)716号(2007年11月)11-19頁。
- 水津太郎「ドイツ法における物上代位の理論的基礎(4・完)」法学研究(慶應義塾大学)80巻6号(2007年6月)33-73頁。
- 水津太郎「ドイツ法における物上代位の理論的基礎(3)」法学研究(慶應義塾大学)80巻5号(2007年5月)25-59頁。
- 水津太郎「ドイツ法における物上代位の理論的基礎(2)」法学研究(慶應義塾大学)80巻4号(2007年4月)45-94頁。
- 水津太郎「ドイツ法における物上代位の理論的基礎(1)」法学研究(慶應義塾大学)80巻3号(2007年3月)21-68頁。
- 水津太郎訳「ミヒャエル・マルチネック『契約法理論とドイツ民法典』」法学研究(慶應義塾大学)79巻7号(2006年7月)29-65頁。
- 斎藤和夫=水津太郎「『物上代位と相殺の優劣』における適用規範論――その存在理由に対する疑念を起点として――」法学研究(慶應義塾大学)78巻4号(2005年4月)33-75頁。
- 水津太郎「一九世紀前期・ドイツ普通法学における法諺《代価は物の地位を襲い物は代価の地位を襲う》について――支配的見解に対するハッセとミューレンブルッフの批判――」法学政治学論究(慶應義塾大学大学院法学研究科)64号(2005年3月)203-238頁。
- 斎藤和夫=水津太郎「ドイツ法における物上代位の理論的展開――その一起点たるE. Windmüllerの類型論――」法学研究(慶應義塾大学)77巻5号(2004年5月)53-103頁。
- 水津太郎「所有権移転型担保に関する物上代位論の基礎――ドイツ法におけるdingliche Surrogationの制度目的の解明――」法学政治学論究(慶應義塾大学大学院法学研究科)60号(2004年3月)393-427頁。
- 水津太郎「抵当権に基づく物上代位における『公示』の要否とその基礎付け――ドイツ法におけるdingliche Surrogationの制度構造からの示唆――」法学政治学論究(慶應義塾大学大学院法学研究科)59号(2003年12月)459-490頁。
【その他】
- 佐伯仁志=大村敦志=道垣内弘人=荒木尚志編集代表『有斐閣判例六法Professional令和6年版』(有斐閣、2023年11月)編集協力者(民法)。
- 佐伯仁志=道垣内弘人=荒木尚志編集代表『有斐閣判例六法令和6年版』(有斐閣、2023年10月)編集協力者(民法)。
- 佐伯仁志=酒巻匡=大村敦志=道垣内弘人=荒木尚志編集代表『有斐閣判例六法Professional令和5年版』(有斐閣、2022年11月)編集協力者(民法)。
- 佐伯仁志=酒巻匡=道垣内弘人=荒木尚志編集代表『有斐閣判例六法令和5年版』(有斐閣、2022年12月)編集協力者(民法)。
- 長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡=大村敦志編集代表『有斐閣判例六法Professional令和4年版』(有斐閣、2021年11月)編集協力者(民法)。
- 長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡編集代表『有斐閣判例六法令和4年版』(有斐閣、2021年10月)編集協力者(民法)。
- 長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡=大村敦志編集代表『有斐閣判例六法Professional令和3年版』(有斐閣、2020年11月)編集協力者(民法)。
- 長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡編集代表『有斐閣判例六法令和3年版』(有斐閣、2020年10月)編集協力者(民法)。
- 中里実=長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡=大村敦志編集代表『有斐閣判例六法Professional令和2年版』(有斐閣、2019年11月)編集協力者(民法)。
- 長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡編集代表『有斐閣判例六法令和2年版』(有斐閣、2019年10月)編集協力者(民法)。
- 宇賀克也=中里実=長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡編集代表『有斐閣判例六法Professional平成31年版』(有斐閣、2018年11月)編集協力者(民法)。
- 長谷部恭男=佐伯仁志=酒巻匡編集代表『有斐閣判例六法平成31年版』(有斐閣、2018年10月)編集協力者(民法)。
【研究報告等】
- 水津太郎、実定法学の観点からのコメント、ミニ・シンポジウム「日本における法史研究の歴史(2):1920-1945/50年」準備会、法制史学会東京部会、中央大学、2024年4月20日。
- 水津太郎、モデレーター、日本登記法学会第8回研究大会・午後の部「不動産の相続と登記」、日本登記法学会、司法書士会館、2023年11月25日。
- SUIZU, Taro, Anmerkungen zur Stellungnahme von Prof. Dr. Moritz Brinkmann, LL.M. (McGill), Rechtsvergleichendes Symposium zur Interim Draft Policy on the Revision of Legislation on Secured Transactions in Japan, Online-Veranstaltung, 22. Februar 2023.
- 水津太郎、相続等による権利の承継の対抗と相続登記等の申請の義務化・登記手続の簡略化――平成30年民法(相続関係)改正および令和3年民法・不動産登記法(所有者不明土地関係)改正等を踏まえて、日本司法書士会連合会研修会、日本司法書士会連合会、司法書士会館、2023年2月18日。
- 水津太郎、相続による権利の承継と登記――平成30年相続法改正および令和3年民法・不動産登記法改正等を踏まえて、司法研修所教官セミナー、司法研修所、オンライン開催、2021年10月19日。
- 水津太郎、所有権留保の立法的課題、日本私法学会日第84回(2021年度)大会シンポジウム「担保法の現代的課題――新たな担保法制の構想に向けて」、日本私法学会、オンライン開催、2021年10月10日。
- 水津太郎、相続法改正における権利・義務の承継に関する規律の位置づけと課題――基調報告、日本私法学会第83回(2019年度)大会ワークショップ「相続法改正における権利・義務の承継の規律の位置づけと課題」、日本私法学会、立教大学、2019年10月6日。
- 水津太郎、動産譲渡登記と即時取得――動産譲渡登記による即時取得の可否について、第5回日中韓担保法研究会、早稲田大学、2019年9月21日。
- 水津太郎、所有者不明土地問題の現況と課題、東京弁護士会金融取引法部定例会、弁護士会館、2018年11月13日。
- 水津太郎、所有者不明土地問題に関する施策の現況と課題、第19回日韓パートナーシップ共同研究、法務省法務総合研究所国際協力部・公益財団法人国際民商事法センター、法務省赤れんが棟、2018年6月25日。
- SUIZU, Taro, Eigentumsschutz und Gläubigergleichbehandlung in der Insolvenz: Zur Verteidigung des Ersatzaussonderungsrechts, Rechtsprobleme der Risikogesellschaft: Keio-Japan-Tage 2018, Universität des Saarlandes, 6. Juni 2018.
- 水津太郎、ミニ・シンポジウム「人役権制度の比較法研究」趣旨説明・ドイツ、比較法学会第81回(2018年度)学術総会、比較法学会、関西大学、2018年6月2日。
- 水津太郎(増田寛也〔コーディネーター〕・幸田雅治・久元喜造・谷隆徳・吉原祥子・北本政行とのパネルディスカッション)、所有者不明土地問題研究会提言の具体化に向けた課題と今後への期待、国土計画シンポジウム 所有者不明土地の実態とその問題、今後の対応のあり方 大量相続時代を前に今考えておくべきこと――所有者不明土地問題研究会の最終報告を受けて、一般財団法人 国土計画協会、中央合同庁舎2号館地下2階、2017年12月25日。
- 水津太郎、消滅時効、第6回東アジア民法国際学術大会「民法総則の現代的課題」、福建師範大学法学院、2016年10月15日。
- SUIZU, Taro, Der Vertragsabschluss durch automatisierte Willenserklärungen: Über die sogenannte Wettscheinklage, Rechtsprobleme der Informationsgesellschaft: Saartage 2016, Keio-Universität, 3. Oktober 2016.
- 水津太郎、不動産利用権と抵当権の関係、第5回東アジア民法国際学術大会「東アジア各国における不動産利用権」、西江大学校、2015年10月17日。
- 水津太郎、ドイツ法における将来動産と将来債権の譲渡担保――商品倉庫の譲渡担保と包括債権譲渡担保を念頭において、日本銀行金融研究所セミナー、日本銀行金融研究所、2015年8月27日。
- 水津太郎、民法体系と物概念、日本私法学会第78回大会シンポジウム「財の多様化と民法学の課題」、日本私法学会、中央大学、2014年10月12日。
- SUIZU, Taro, Das Recht am menschlichen Körper im japanischen Zivilrecht, Aktuelle Entwicklungen im Medizinrecht, Medizinrechtliche Japanisch-Deutsche Konferenz: Keio-Tage 2014, Universität des Saarlandes, 12. Mai 2014.
- 水津太郎、物権的請求権に関する民法の規範構造、日中要件事実論研究会、創価大学、2014年2月12日。
- 水津太郎、現代における財とパンデクテン体系――『物権法』再編の問題を中心として、基盤研究A(研究代表者・潮見佳男)「財産権の現代化と財産法制の再編」、京都大学、2013年11月10日。
- 水津太郎、代位物に対する優先権の付与――目的物が売却された場合における所有者・担保権者の処遇、日本私法学会第77回大会個別報告、日本私法学会、京都産業大学、2013年10月12日。
- SUIZU, Taro, Zur Entwicklung der Methodenlehre der Zivilrechtsdogmatik in Japan, Deutsch-Japanisches Symposion: Keio-Tage 2011, Universität des Saarlandes, 28. Juni 28 2011.
- 水津太郎、財産論の構造――パンデクテン体系との関係をめぐって、挑戦的萌芽研究(研究代表者・吉田克己)「物・財産・権利と帰属関――パンデクテン体系を超えて『物の法』を展望する」、北海道大学、2010年11月19日。
- 水津太郎、フランス物権法改正準備草案の基本概念に対する批判的検討――ドイツ法的視点から、フランス物権法研究会、慶應義塾大学、2010年10月8日。
- 水津太郎、賃料債権に対する抵当責任に関する実体法・手続法上の諸規範および諸制度の錯綜、早稲田大学G-COE:市場のグローバル化と担保法制研究会(第3回)、早稲田大学、2009年10月2日。
- SUIZU, Taro, Zur Unterscheidung zwischen dinglichen und obligatorischen Rechten, Saar-Keio-Symposium 2009: Anlässlich des 150jährigen Jubiläums der Keio-Universität, Keio-Universität, 24. Februar 2009.