東京大学大学院法学政治学研究科・法学部

研究案内講演会(大村 敦志 名誉教授、2月16日)のお知らせ

お知らせ

研究案内講演会(大村 敦志 名誉教授、2月16日)のお知らせ

2022/01/12

「法学研究奨励事業」の事業の1つである「研究案内講演会」の今年度第1弾として、学習院大学大学院法務研究科教授・東京大学名誉教授 大村敦志先生の講演会を開催します。

大村先生は、本研究科・学部において長年にわたり民法やその関連科目を担当され、ご退職された後も学習院大学法科大学院で教鞭をとられています。大村先生は、民法学の第一人者として、多数のご著作・論文があることはもちろん、法制審議会等の委員としてもご活躍をされてきました。また、法教育に熱心に取り組んでこられたことでも、知られています。

今回の講演会では、その大村先生に、下記の要領で、法律学における研究の面白さについて、お話いただきます。ぜひ、ふるってご参加下さい。

(当日参加できない方のために、2月28日まで、オンデマンド配信します。視聴方法は、後ほど研究科HP等で告知します)

 

演者: 大村 敦志(学習院大学大学院法務研究科教授・本学名誉教授)
演題: 戦後法学者としての星野英一
日時: 2022年2月16日(水)2時限(10時25分~12時10分)
場所: Zoomミーティングで開催します。下記URLから、事前に登録をしてください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZYsdOCprj8pHtdd-CZd1gN_i1o0Sq9zlq0z
対象: 法科大学院学生、総合法政専攻学生、学部学生、助教
概要: 民法学者・星野英一の1960年代後半の論文を素材に、星野が「戦後法学者」としてのアイデンティティを確立する過程を確認することを主眼とする。あわせて、「もうひとつの戦後」を生きた私たち自身のことを少しだけお話しし、「第3の戦後」とも言うべき現在において、「法学を研究する」とはいかなることかを考えるヒントを提供したい。

大村 敦志 先生 略歴

1982年  東京大学法学部卒業、同助手
1985年  東京大学法学部助教授
1998年  東京大学大学院法学政治学研究科教授
2010年  東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻長
2017年 東京大学評議員・大学院法学政治学副研究科長
2019年  東京大学名誉教授、学習院大学大学院法務研究科教授

主要著作

『公序良俗と契約正義』(有斐閣、1995年)
『消費者法』(有斐閣、第4版、2011年)
『法教育への招待』(商事法務、2015年)
『新基本民法1~8』(有斐閣、2014~2017年、第2版、2019年~)
『人間の学としての民法学1・2』(岩波書店、2018年)
『広がる民法1・5』(有斐閣、2017・20年)

 

研究案内講演会の以後の予定

演者: 増井 良啓・本研究科教授
演題: 法学研究の愉しみ
日時: 2022年3月10日(木)3時限(13時~14時45分)
場所: Zoomミーティングで開催します(事前登録制)
対象: 法科大学院学生、総合法政専攻学生、学部学生、助教