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コラム24:春うららとはうらはらに…

4月、春ですね。今年は少し遅めの桜の季節になりました。でも同時に、花粉症の私は、花粉に苦しむ季節でもありますが、今年は近年で最も症状が軽いようで、ホッとしています。新年度が始まり、前年度の環境との別れや、新しい出会い、新たな環境への適応、はたまた、多くの人が環境を変える中で何も変わらないことへの焦りがある方もいらっしゃるかもしれません。うららかな春の日差しとは裏腹に、4月は結構ストレッサー(ストレス要因)が多い季節でもあります。4月に頑張って、5月のゴールデンウィークで肩の力をちょっと抜くと、そこで5月病になってしまったりすることもありますよね。

 

ストレッサーがたくさんあって、「最近ストレスがたまるな~」と感じた時、皆さんはどうしますか? 同じだけのストレッサーがあっても、それをストレスと感じるか感じないか、そのストレスにどう対処するかは、十人十色です。風邪をよくひいてしまう人と、何だかやけに丈夫な人がいるのと同じことです。でも、風邪をひきやすい人が、その特徴を知って、手洗いうがいをマメにするとか、早めに薬を飲むとか、予兆を感じたらよく眠るとか、そういう対応をすることで風邪を予防することは可能かもしれません。ストレスについても似たようなものです。まずは、自分にとってストレッサー、つまりストレスになりうるものは何だろうか? そして、今は何がストレスとなっているのだろうか? どうなってほしい、どうしたいのか? そのためには、何ができるだろうか? そういうことを、内省してみてください。

 

もちろん、美味しいものを食べたり、仲間と飲んだくれたり、好きな人と出かけたり、趣味に没頭したり……。そうした気分転換でリフレッシュするのも、とても素敵なことです。個人が持つ、人のつながりやお金、環境等をひっくるめて、「資源」と言うことがあります。ストレッサーをゼロにすることは現実的に難しいと思いますが、自分が持っている資源をフル活用して、ストレスに対処しながら、なんとか生きて行くわけですね。ところが、この資源にも、やはり個人差があります。努力だけでは、どうしようもない場合もたくさんあります。私はカウンセラーを仕事としていますが、カウンセリングが万能であるとも、カウンセリングが第一選択であるとも思っていません。でも、皆さんの資源の中に、カウンセリングを加えていただければ、微力ながらお役に立てることもあるかもしれないと思っています。4月の進学ガイダンスや、成績発表を機に、学習相談室を知る方も多いことでしょう。法学部学習相談室では、学習相談員と心理カウンセラーとで、皆さんの日常生活における様々な相談に対応しています。法学部在学生の皆さんだからこそ利用できる、ひとつの資源として、是非学習相談室を「使って」欲しいと思います。学習相談室なんて……と、ちょっと敷居が高いと感じる方もいらっしゃると思いますが、使えるものは使う、という気楽なスタンスで、まずは足を運んでみて下さい。

 

(文責:髙柳)

学習相談室