梅林　啓（うめばやし　けい）

略歴

1989年　 東京大学法学部卒業

1991年 　司法修習修了(43期)、検事任官

1998年 　法務省刑事局付

1999年 　在イギリス日本国大使館一等書記官(外務省出向)

2005年 　内閣官房副長官秘書官

2007年 　検事退官、弁護士登録、西村あさひ法律事務所入所

2012年 　国土交通省「自動車運送事業者に対する監査のあり方に関する検討会」委員

2014年 　独立行政法人日本スポーツ振興センター「スポーツ指導における暴力行為等に関する第三者相談・調査委員会」委員

2014年　 慶應義塾大学法科大学院 非常勤講師

2016年 　国土交通省「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」委員

2017年　 国土交通省「適切な完成検査を確保するためのタスクフォース」委員

2018年　 国土交通省「鉄道の輸送トラブルに関する対策のあり方検討会」委員

2020年 　伊藤ハム米久ホールディングス株式会社　社外監査役

2022年 　東京大学大学院法学政治学研究科 常勤専任実務家教員(教授)

担当授業科目

演習(民事実務) / リサーチ、ライティング&ドラフティング / 法曹倫理 / 法律相談クリニック

主要著作

事業に係る規制法令・チェック体制構築のヒント (ビジネス法務 2021年8月号)

研究者による技術情報の漏えい・持ち出しリスクとその対応 (研究開発リーダー 2019年11月号)

法律家のための企業会計と法の基礎知識 (青林書院、2018年)

海外の競争法当局によるその調査のやり方は主権侵害ではないのか (NBL No.1111、2017年)

行政機関による行政調査―その実態と企業等に求められる対応 (NBL No.1103・1105、2017年)

経済刑法―実務と理論 (商事法務、2017年)

捜査・犯則調査と企業の対応 (ジュリスト増刊『実務に効く 企業犯罪とコンプライアンス判例精選』、2016年)

不正競争防止法違反事件の刑事裁判における営業秘密秘匿決定制度の実務 (NBL No.1049、2015年)

カルテル事案における米国の刑事処罰 – 日本人が米国で服役することへの違和感を踏まえて (NBL No.999、2013年)

企業における不祥事対応の新しい視点 ～不正行為発生のメカニズムを踏まえて～ (Website｢法と経済のジャーナル Asahi Judiciary｣、2012年)

第三者委員会の役割は何か (月刊監査役602、2012年)

情報流出(情報漏洩・持ち出し)に悩まされる企業 – 情報窃盗罪のない日本で企業はどう対処すべきか (NBL No.947、2011年)

社内調査の進め方 – 監査役が理解しておくべき社内調査の要点 (月刊監査役552、2009年)

社内調査はなぜ難しいか(上)(下) – その課題と進め方 – (NBL No.889-890、2008年)

国際的経済犯罪事件の捜査と日米刑事共助条約 (NBL No.862、2007年)