東京大学大学院法学政治学研究科・法学部

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ホームカミングデイ2021

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第20回 東京大学ホームカミングデイ

法学部サイト

 

最終更新:2021-10-25

 

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第20回東京大学ホームカミングデイは、2021年10月16日(土)に実施されました。法学部・法学政治学研究科でも、次のシンポジウム・講演等を、10月24日まで、オンデマンド配信いたしました。

 

●学部長・研究科長ごあいさつ (10分)

大澤裕(法学部長・法学政治学研究科長)

 

ホームカミングデイに来場されるみなさまへのごあいさつです。

 

●講演「働き方改革時代の労働法」 (80分)

 

荒木尚志(法学政治学研究科教授)

 

「働き方改革」が、国の政策の柱となり、労働法政策はめざましく展開しています。2018年の働き方改革関連法による時間外労働の上限規制、正規・非正規の不合理な格差是正(いわゆる「同一労働同一賃金」)の他にも、2019年以降、女性活躍推進、副業・兼業の促進、テレワークの促進、70歳までの就業促進など、新たな施策が次々と展開され、従来の雇用システムの前提が変わりつつあります。こうした働き方改革時代の労働法の現状と将来の方向性について、諸外国との比較を踏まえつつ、考えます。

 

 

●シンポジウム「廃藩置県150年」 (110分)

 

金井利之(法学政治学研究科教授)、苅部直(法学政治学研究科教授)、平野聡(法学政治学研究科教授)、酒井智大(法学政治学研究科講師)

 

2018年に明治150年が祝われたことは、みなさんの記憶に新しいと思います。しかし、王政復古と明治への改元が行われた1868年はたしかに日本史上の大事件でしたが、1871年の廃藩置県もそれに匹敵する、あるいはそれ以上の巨大な改革でした。大名の政府が各地を割拠して統治する体制と、支配階層である武士の身分が一挙に廃され、近代国家の統一された体制ができあがった。この事業がその後の歴史と現代にもたらした意義と問題点を探ります。金井利之(行政学)、苅部直(日本政治思想史)、酒井智大(日本法制史)、平野聡(アジア政治外交史、司会)が報告・討論するシンポジウムです。

 

 

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